2023年9月20日

災害が起きる前にできること

防災の日9月1日 今年は関東大震災からちょうど100年の年になります。
100年の間に何度も大きな災害が起きていますが、その都度防災に対する教訓を与えてくれています。

以前は「地震だ。火を消せ!」と言われていましたが、今は「地震だ。身を守れ!」に変わってきています。
大きな地震の時は移動することが難しい為、慌てて転んだり、けがをしたり、やけどをしたりする可能性があるので、
火を消しに動くことよりもまず、自分の命を守ることが大切であると言われています。

そして、落ち着いてから火を消しに行った方が良いそうです。
但し、台所などは食器の破片やガラスなどが散乱している可能性があるので、
裸足ではなくスリッパを履くなどして安全確保しなければなりません。

また、避難する際は、電気のブレーカーを切り、ガスの元栓を閉めて避難しましょう。
なぜなら停電から電気が復旧した際、スイッチが入ったままの電気器具の損壊や電気配線の損傷により火災が発生するためです。
100年前と比べて電気復旧後の火災が増えているそうです。

電気ブレーカーを入れるときは、配線が破損していないか、
電気製品は倒れていないか、異常はないかよく確認してから作動させましょう。

私は「自分だけは大丈夫。ここだけは被害が無いのでは。」とつい考えてしまい、
防災準備を後回しにしています。自分だけは大丈夫なんて絶対ないのに・・・

「災害は忘れたころにやってくる」とよく言います。今回災害について考えることができたので、この機会に会社でできる備蓄品を確認しました。

災害が起きる前にできること 備蓄品

・軍手 ゴム手袋 ビニール袋 テープ カッター ライト タオル ヘルメット 土のう 筆記用具
・缶入り乾パン 飲料水

まだまだ足りないものもありますが、定期的に点検し必要なものは揃えていかなければいけないと思いました。

災害が起きたとき、会社で、家庭でどのように行動したら良いか、どこに避難するかなど職場の人や家族と話し合いをしておきたいものです。

災害が起きてしまったら、まずは自分の身を守ってください。