2023年2月15日
【RPA×成光工業】RPAって何者?製造業におけるメリットについて
こんにちは!突然ですが、RPAをご存じでしょうか?
最近耳にする機会は多くなったけど、具体的にどんなことをするものなのかは分からないという方も多いのではないでしょうか。
実は弊社も2年前まではRPA?具体的に何をしてくれるの?という状態でしたが、今では業務改善においてRPAはなくてはならないものになっています。
今回はRPAの導入までの流れと導入したことでのメリットについてお伝えしていこうと思います!
そもそもRPAって?
RPAとは(Robotic Process Automation)の略で、これまで人間が行っていた定型業務をロボットを用いて自動化するシステムのことを指します。
成光工業のRPA導入までの流れ
当社では、独自の生産管理システムの導入や業務改善により、作業効率の向上をしてきましたが、やはり紙データも多く日々のルーチン業務等は改善が難しい現状がありました。
しかし、手書きや印刷された文字を読み取り、コンピュータが利用できるデータに変換するOCRという技術とRPAが連携することにより、紙データを自動的にデジタル化することができ、生産管理システムと簡単に連携できるようになりました。
RPAはコードを書く必要性がなく、専門スキルを必要としないため、システムを開発するよりも大幅に短く、導入効果が即座に発揮される、という点も非常に魅力的で、本格的な導入を決定するに至りました。
RPAを導入するのって簡単?
RPAはプログラミングをする必要がなくノーコードで構築が出来ます。
そのため前提知識を必要とせず、誰でも取り組むことができます。
しかし、RPAにも開発のルールがあるため、 その考え方を理解することが必要となります。
また、RPAで自動化したい作業を分析して、行動ルールを人間側が決めて、ロボットにどのような命令をすればよいかを考える必要もあります。作業にちょっとした変更がある場合でも、都度新しいルールの設定が必要です。
そのためRPAで自動化する作業をしている人が開発者ではない場合には、
使われないロボットを開発しないためにも、開発する側も使用する側も十分に作業を理解する必要があります。
基礎知識の学習と試行錯誤を行うことで、3か月ほどで簡単なRPAを社内で組むことが出来ました。
RPAの導入したことでのメリット
1.紙データと生産管理システムの連携が出来るようになった。
今まで紙データとしてしか運用が難しく、システムへの反映は人がルーチン業務として行っていた作業をRPA導入により自動で行うことが出来るようになりました。
2.複雑な情報の分析がしやすくなった。
例えば、システムでは持っている情報だけど、分析するにはもうひと手間加えないといけないと集計できず、手が出しにくい分析などでも、RPAを使って夜のうちにシステムから必要なデータや他のExcelデータを照合をさせておき、朝にはデータが出来ている状態にしておくことが出来ます。
3.人的ミスが起きない、作業効率アップ!
転記ミスや作業し忘れ、確認ミスなどが起きないため、正確で決まった時間に終えることが出来ます。
まとめ
RPAは人間が行っているすべての作業が出来るわけではなく、決められた仕事、ルーチン業務等を得意とします。そのため弊社では、RPAが決められた順序の作業を行い、フレキシブルな仕事、判断が必要となる仕事を人が行うことで、作業効率のアップを目指しています。